361
時代を感じさせる刑事物の元祖。拳銃を盗まれる主人公、現代なら警察組織を揺るがす大問題なのだが、踊る大捜査線にしろ本作にしろ結構淡泊な扱い。 1949年という戦後間もない街に出て捜査する刑事…
若手刑事が拳銃を掏られる。これを隠蔽せずにちゃんと報告をするのが新鮮で、まじめゆえに思い悩み、夏の野良犬のように路地をうろつくシーンは、ジリジリした切迫感を押し付けてくる。
転じて、ベテラン刑事が…
ベテランと若手の刑事コンビものの元祖的な作品。
捜査活動以外で拳銃を持ち歩いていたという、今では考えられない時代だからこその話ではある。
千石規子がこの作品でも味のある役どころ。レビュー・ショーの支…
東宝争議の余波で東宝での映画製作を断念し、大映で撮った『静かなる決闘』に続いて、映画芸術協会と新東宝の提携により製作した他社での2本目となる黒澤明監督作。
探偵小説の愛読者であった黒澤が、ベルギー…
授業で鑑賞。
同じ境遇から、真逆の選択をする登場人物、白黒、感情と情景の対比みたいなありとあらゆるシーンが印象的。
コンビ刑事ものの始祖らしい、ただ音声が悪かったり、当時特有の雰囲気で途中で見るんし…
ある動画ブログで黒澤明映画一位に輝いていたので鑑賞
前回鑑賞した7人の侍同様セリフが聴き取りづらすぎる
これだと本当に良いのか悪いのかが伝わってこないのでもったいない
黒澤明のイメージはチャンバラ時…
奪われた拳銃の行方を追う熱血漢の三船敏郎、知的な志村喬の刑事バディ映画。闇市やスラムなど猥雑な終戦から4年目の風景、試合中の野球場の実物そのままを映したと思われ臨場感がある。むせかえるような湿気や滝…
>>続きを読む