「ホシは?」
「今夜は曇るから出ないよ。」
いい作品だけど絶妙に歯切れが悪い。特に最初の闇市でウロウロするシークエンスと球場のところがやたらと冗長だから飛ばしたくなったくらい。撮った素材全部使うん…
"不運は人を叩き上げるか、押し潰すかのどちらかだ"
まさに課長がぽろっと吐いたこの名言を上手く映像化した作品。復員を経てのし上がった刑事と地に落ちてしまった犯罪者の対比がとても美しく描かれていた!…
新米刑事の村上が拳銃を奪われた、その拳銃で強盗事件が起こったことから、先輩刑事佐藤と共に犯人を追うストーリー。
最後の終わり方は、遊佐みたいなやつが世の中に何人もいるということに加えて、徐々にそれに…
まだ少し若々しい黒澤と、若すぎる三船。序盤の街歩きに、「生きる」と同じ冗長さを感じてしまいはするのだが、後半の演出の冴えは、高揚感と哀しみをもたらしてくれる。盗まれた自分のピストルを、同じ経験を持つ…
>>続きを読む1949年巨匠・黒澤明監督が初めて本格的な犯罪サスペンスに挑んだ意欲作。三船敏朗29歳、志村喬44歳、淡路恵子主演映画。
三船敏朗が若くて真っ直ぐな演技が光ます。*\(^o^)/* やっぱり刑事は…
このレビューはネタバレを含みます
盗まれたピストルを取り返す物語。
中村は自責の念にかられる。先輩刑事にはいい加減にしろと、何度も諭されるが、それでも中村の責任意識は最後まで消えない。その1本通した信念で、ピストルに打たれても尚、的…