戦後数年後の東京がこんなにも農村風景を残していたというのが驚き。
人いきれがすごい。暑さとにおい。
三船敏郎が新人ぽくない。
アプレゲール。戦争は人を変える。
三船自身の事でもあったのだろう。
佐藤…
ドキュメンタリ刑事邦画の金字塔。当時の日本の喧騒だけでなく、茹だるような暑さ、雨の匂いまでも伝わってきそうな圧倒的な現実感!説得力!
刑事と犯人の追いかけっこというシンプルなシナリオでありながら、ラ…
シンプルな設定だけで盛り上がる極上のサスペンス。
ダンスショーや闇市など、当時の日本の世相、汚さや暗部も見せつけられる。
社会が生む犯罪者の不条理な悲哀と、社会への怒りを強く感じる。
ラストシー…
このレビューはネタバレを含みます
終戦直後の東京。ある若い刑事(三船敏郎)が拳銃を盗まれる。
拳銃の行方を追う最中、その拳銃を使った事件が続けて発生する。
自身の迂闊さに自責の念を駆られつつ、老刑事(志村喬)とともに事件の真相、拳銃…
犬のおまわりさん
事件の匂いを嗅ぎ分けて、"わんわん"犯人を追いかける!
まさに野良犬!
でも、終盤、泥だらけ、泥だらけって言ってる三船さんは、犬よりも鬼みたいだった!
この終盤からの緊張感凄い…
主人公、三船敏郎だったんですね。若い! そしてカッコいい!
当時の社会背景や風俗(電車に走りながら飛び乗ったりね)などを感じつつ楽しく見られた。
作られた年を思うと、いわゆる刑事ドラマのはしりっぽさ…