"不運は人を叩き上げるか、押し潰すかのどちらかだ"
まさに課長がぽろっと吐いたこの名言を上手く映像化した作品。復員を経てのし上がった刑事と地に落ちてしまった犯罪者の対比がとても美しく描かれていた!
三船&志村さんのコンビは最高で、かなりの緊張感を持たせてくれる。個人的に特に豪雨の夜の事件の緊張感は「アンタッチャブル」のユニオン駅での待ち伏せシーンに匹敵した。
ストーリーやドラマ性、演技…何を取っても一流の名作でした。ただ、途中幾度か邦画ならではの"長い"シーンは堪えてしまいました。
2024/ 13作目