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野良犬のりのレビュー・感想・評価

野良犬(1949年製作の映画)
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この作品から沢山の作品が影響を受けているのを感じる…!刑事モノ、名コンビの良さ。

「ゴジラ-1.0」を見た人がこの作品を思い出してるのを見たけど"生き残った人"の話の文脈で見てみると確かに。こちらは戦後4年目の映画だからさらにリアルに描かれているかも。

しかしハルミが語る「世の中が〜」のセリフは現代を生きる私たちにとっても刺さる。そしてその先の分岐点を分かれて進んだ主人公と犯人。

このセリフだけでなくとっても良いセリフが多いのだけど、もう本当に聞き取りづらくて誰か!字幕!つけてくれ!!!笑

三船敏郎さんって白黒に映えるイケメンだと思った。白黒の世界で浮かび上がる顔の凹凸が、角度によって全然違って美しい。

60/24
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