淡路恵子が「楽しい!」と言いながら雷鳴の中回転するシーンと、遊佐さんが見つかってしまう所での予想以上の泥だらけ具合に吹いた。
妙に弛緩した2時間の尺、音楽のあざとい使い方、社会派じみた色気があまり好…
暑苦しすぎるよ!!昨今の刑事ドラマではほぼみられない男臭さ、場の躍動感なんかが、汗だらけの若き三船敏郎を通して、これでもかというくらいに押し寄せてきます。戦後間も無く撮られた作品とのことで、当時の人…
>>続きを読む1949年の映画ってことでバリッバリに戦争の匂いがしてて、小津の映画もそうだけど昔の邦画を見ると時代も感じられるから楽しい。
自分の見た黒澤映画では初めの方だけどこの頃から長回しとか、移動カメラと…
音楽付きで東京がいっぱい見られる。
会話のなかの細々した表現がすきだった。
「ああいう感じやすい女の子ぐらい頑固なものはないのさ。、、気持ち拗らしたらまるで石さ」というせりふと、「でも俺らもあのこ…
戦後すぐの社会を描いた一つの昭和史のようにも思える、
三船敏郎演じる若手刑事と彼の盗まれたコルトで犯行を重ねる星の間には復員時にリュックを盗まれたという共通点も含め、妙な関係性が見えてくる。
そ…
黒澤明監督の、戦後直後の東京を舞台にした刑事ドラマ。
新任刑事からスられた拳銃によって強盗事件が発生する。
新任刑事はベテラン刑事と組み、拳銃の行方を捜査するが…。
自分の拳銃が事件を起こした事に…
おそろしいほどの傑作ではないでしょうか。
捜査を描くという形で、戦後の東京の情景・風俗が、強烈なリアリティとともに映されていきます。
復員兵になりすましての潜入捜査のサイレント的なシークエンス、女…