シムノンのファンであったという黒澤は明らかに当時のハードボイルド刑事ものに触発されているが、彼は裏社会/闇市としてファム・ファタールのような踊り子も登場させ、彼女の職場「ブルーバード座」の際どい描写…
>>続きを読む三船さんの演技いつ見てもマジで仰々しい。志村さんも自然ぶってるけど実は仰々しい。あぷれ…あぷれ、げえる…?みたいな。
まぁまぁ若い伊藤雄之助さんがちょびっとだけ出てる!こんなチョイ役でも懸命に芝居す…
新人の刑事・村上(三船敏郎)が銃をスられたことにより始まる犯人の追跡。『酔いどれ天使』と同じように、戦後の街中の様子が映像から伝わってくる。
自分の行動に責任を感て悔いたり、犯人に同情心を抱きかけた…
10分近い尺を使って描く東京の街中や闇市を徘徊するシーンは、もはや戦後の東京を捕らえた歴史的映像資料とも言える。
終戦後4年の東京、
ジャイアンツ対ホークスの試合で盛り上がる後楽園球場やダンスホー…
このレビューはネタバレを含みます
面白かったけど途中ダレるのとセリフが聞こえないのとあってちと疲れる。聞こえなくてもなんとなく分かるが。あの女まで辿り着いて吐かせようとしつつ佐藤さんが犯人の後を追ってついにホテルまで着いたときのドキ…
>>続きを読む黎明の黒澤明の40年代を締めくくる作品。
酔いどれ天使でヤクザを演じた三船敏郎が今度は刑事。演技力の志村喬、存在感の三船敏郎。最強のパワーバランス。映画史に刻まれるバディ。
バスの中で拳銃をスラれ…
戦後間もない時期の作品なので、当時の東京の光景が見られるのは今では貴重。
そんな古い作品ながら、今見てもテンポも良くとても面白かった。ただ、今では馴染みのない言葉とかで分かりにくさはちょっとあるが…
黒澤明監督のクライムサスペンス映画です。テーマは「アプレゲールとして善く生きる」でしょうか。
アプレゲールとは戦後の愚連隊とか道徳観のない若者を指す言葉ですね。三船敏郎演じる若い村上刑事はバスの中…