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伝染歌のTADANOINAKAMONOのレビュー・感想・評価

伝染歌(2007年製作の映画)
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Jホラー映画『伝染歌』(2007年 松竹)について書かさせていただきマス。(^-^)/

監督は原田眞人。
『ガンヘッド』(1989年)、『突入せよ!あさま山荘事件』(2002年)、『日本のいちばん長い日』(2015年)などを監督。
『スター・ウォーズ』や『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の劇場用日本語吹き替え版製作に参加。
スタンリー・キューブリック監督の戦争映画『フルメタル・ジャケット』の日本語字幕にも関わりました。
また、トム・クルーズ主演『ラスト・サムライ』に俳優として出演も果たしておられます。

そういえば、かつてNET系列で『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』という渡辺プロダクションのTVバラエティ番組があり、電線にスズメがとまっている様子を歌った歌が一斉を風靡したことがございましたがアレと本作とは無関係デス。(笑)

本作のキャッチコピー、それは
「歌えば、死ぬ」
…であります。(゚o゚;;

じつに恐ろしい話、…のようです。Σ(゚д゚lll)

「歌えば死ぬという呪いの歌“伝染歌”が引き起こす恐怖を描いた都市伝説ホラー。ヨーロッパで自殺ソングとして知られる「暗い日曜日」をモチーフに、『着信アリ』シリーズをヒットさせた秋元康が企画・原作を手がける。監督は、社会派として定評のある原田眞人。キャストは、松田龍平を主演に、伊勢谷友介、阿部寛、木村佳乃ら実力派が集結。秋元康プロデュースによるアイドルユニットAKB48が、映画初出演を果たしているのも注目だ。

女子高生の自殺現場に居合わせたあんず(大島優子)は、彼女が死の間際に口ずさんでいた不気味な歌が気になり、その謎を追い始める。そのころ、三流風俗雑誌の編集部員の陸(松田龍平)は、歌えば死ぬという“伝染歌”のうわさを耳にする。ありふれた都市伝説にも思えるうわさであったが、その謎を追い始めた陸はあんずと出会う。」

…以上、シネマトゥデイより。

では本作がまことに世にも恐ろしく、なおかつ面白いエンターテイメントとして完成していれば文句なしなのでありますが…コレがどうもそういうワケにいかないんですよネ…。^^;

それは、登場人物に感情移入出来ないのです。
どいつもこいつも好きになれないキャラクターばかり。

そしてこの好きになれないキャラクターたちが、なかなか死なない…。

結果、観る者から突き放された感じでお話が進行するカタチとなり、共感を感じることなく終了。

『リング』、『呪怨』といった秀作が牽引したJホラーというジャンルなんですが、本作のようなハズレもあるので御用心ご用心。(つД`)ノ
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