東大阪集団暴行殺人事件がモデルの映画。
なんとジャルジャルが主演。
実際にあった上の事件をざっくりいうと
AとBは同じサークルの親友同士。
ある日AがBの彼女を寝取って二人の関係は悪化。
Bがブチギレて怖い友人たちを連れてAを暴行&恐喝。
Aがもっと怖い人に相談して、Bたちに金を払うと言い誘き寄せる。
A派閥がB派閥を一人を除いて皆殺し。
こんな事件です。
要所要所は違うものの、大まかな展開や内容は大体同じ。
お笑い要素一切なしの超シリアスな映画。
主演のジャルジャルは普段からyoutubeとかで見て演技力の高さがわかっていたのであんま心配じゃなかった。
ただ、後藤の元自衛隊という設定はちょっと無理があるように思えた…ただのその辺のアンちゃんって感じ…
そのせいもあって後藤の半グレ演技は多少違和感あった。
もう片方の半グレ役の阿部亮平は相変わらず死ぬほど演技上手い。怖い。そしてタチが悪い。
弟役もめちゃくちゃ怖い。
殺人を犯してしまった後の、各々の表情と態度がめっちゃ息苦しい。
やっちまった感が凄まじい。
実際の事件を知った上で見るとより面白い。
事の発端になった浮気した女がお咎めなしなのはガチで許せん。