No.1596
1989年アメリカ映画。
めちゃくちゃハッピーエンド。😃
ストーリー展開で嫌な気持ちになるところもない。
もちろんアイリスは夫を亡くした喪失感から抜け出せないでいるし、スタンリーは読み書きが出来ないというコンプレックスに悩んでいる。
しかし、登場人物はみんないい人ばかりで嫌な気持ちにはならない。
ロバート・デニーロがこんなに爽やかに演じる映画もそうないだろう。しかも相手役はジェーン・フォンダ。二大スターの初共演作品。
いい感じで、申し分なし。
ケーキ工場に勤めるアイリス(ジェーン・フォンダ)は夫に先立たれ、二人の子供と暮らしている。そこには、妹夫婦も同居していて貧しく、生きるのに精一杯の状態だ。
彼女はまだ夫が忘れられない。
ある日、彼女の勤めるケーキ工場の食堂でコックとして働いている男スタンリー(ロバート・デニーロ)とひょんなことで知り合いになる。偶然も重なって、次第に惹かれ合いながらも、亡き夫への思いもあり、それ以上の関係に進めない二人。
ところがふとした事で、アイリスは彼が読み書きが出来ないことを知る。彼はそれが原因で職を転々としてきたのだ。
アイリスは彼に読み書きの勉強をしようと持ちかけるのだが…
この年代のこんな爽やかな恋愛映画は珍しい。
ちょっとお年を召してきた方には絶対お薦めの恋愛映画だ。