ユウキ

バスケット・ケース2のユウキのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース2(1990年製作の映画)
4.0
🧺兄弟は生きていた❗️🧺

前作のラストで2階から飛び出して地面に叩きつけられた『ドゥエイン』と『ベリアル』 ある者は心配して近くにより、ある者は奇形のベリアルを見て叫んだ。
今回の事件で兄弟の存在は世間に明るみとなることに。病院に搬送されたドゥエインとベリアルは、目を覚ますとさっそく脱走を図る。
上手く病院を抜け出す事ができた2人だが、特に行く当ては無い。そんな時、目の前にバンが止まり中から2人の女性が出てきた。女性は「大丈夫。私はあなた達の事を知っているのよ」と言い、兄弟をバンに乗せた。
年増の女性は『ルース』もう一方の若い女性は『スーザン』といい、2人ともベリアルの姿を見ても驚いたりせず、むしろ献身的な看病で兄弟を助けてくれる。
一通りの看病が終わったあと、ルースはベリアルに「ここのルールに従って、みんなと打ち解けて欲しいの」と言い、屋敷に住む他の住民を紹介する。
しかし、彼らの容姿はおよそ人間のそれとはかけ離れていて...


心なしかベリアル兄ちゃんイケメンになってない❓

まさかのベリアル以外にも奇形の人々(フリークス)がいた。しかも、デザインがキョンキョンに尖っていて面白い🤣
まんまカエルのフリークスとか、ちょっと1人だけまた別のなんかなんじゃないの?って思う笑 主食も金魚だし。
で、これまた衝撃なんだけど、『イヴ』っていうベリアルと全く同じ状態の女性がいて、そんな2人は段々惹かれあって恋に落ちちゃう。
最初こそ警戒していたベリアルだけど、気のいい仲間達は居るし、恋人はできたしでなんやかんや幸せそう。
いっぽうで、ドゥエインはこの中で自分だけが五体満足正常なのに違和感を覚えて、(この中じゃ僕の方こそフリークスなんじゃないか?)なんて事を考え出し、そのうちにスーザンを誘って出ていこうとするんだけど、普通に断られちゃう。可愛そう。

今作はベリアルばかりに良いことがあって、ドゥエインには1つも無い。ベリアルに彼女ができても、ドゥエインはフラれて😞ベリアルに仲間ができても、ドゥエインは独りぼっち😞
終盤、スーザンと良い感じになって営もうとするんだけど、スーザンもなかなかヤバいのをお持ちで... その一方、ベリアルとイヴは営みに成功して超深い関係に。

そして、あの超衝撃のラストへ。
このシーンを観た時、「あはぁあぁぁ...」というあまりの衝撃に唖然としているような、ただ呆れているような、 色んな意味を含んだ複雑な声が出ました。
ユウキ

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