高畑勲監督の名作らしい。
何が名作たらしめているのか実はよく分からなかったが、「セロ弾きのゴーシュはこんな物語だったのか!?」という驚きが大きかった。
まさか楽団では演奏があまり上手ではないゴーシュの部屋での練習が、病気気味の動物たちへの「波動療法」のような物となっており、それら動物たちの音楽に対する要求を満たすうちに、自身の演奏も上達を遂げていった・・というお話だったとはね。
ゴーシュの動物たちに対する傲岸不遜な態度には驚き呆れたけれど、ラストの大団円的展開にはまんまとほっこりさせられてしまったよ。苦笑