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劇場版∀ガンダム I 地球光のbluetokyoのレビュー・感想・評価

劇場版∀ガンダム I 地球光(2001年製作の映画)
3.2
作画が格段によくなった。それにしても、長い。登場人物が無駄に多いから長くなるんだろうなあ。
登場人物が多いと感じるのは、単純に名前が思い浮かばないからだ。名前が思い浮かばないということは、実は、必要がないのだ。
設定が、産業革命から第一次世界大戦ぐらいのヨーロッパみたいな世界、に対して未来、という感じだ。これって、「ふしぎの海のナディア」の真似なんだろうな。それでも、なかなかよくできている。

登場人物は絞ってみる。
主人公:ロラン・セアック
ヒロイン:キエル・ハイム(姉)、ソシエ・ハイム(妹)
準ヒロイン:ディアナ・ソレル(月の女王)
脇役の筆頭:ハリー・オード。シャーみたい。主役を食う脇役。妙なサングラスみたいなの掛けている。遠くから見ても一目瞭然、ということは、重要な役柄なのである。

簡単にあらすじ。
月から地球に、主人公、ロラン・セアックその他が、潜入した。
ロランは、ハイム家の姉妹に助けられ、ハイム家の運転士として雇われる。
ロランとソシエは成人式の祭りに参加する。
そのとき、月の女王の軍、ディアナ・カウンターが攻撃してくる。
ロランとソシエは、突然、動き出した∀ガンダムに、偶然、乗り込む。∀ガンダムは、ビームライフルでディアナ・カウンターに反撃する。
地球側は、∀ガンダムのような、モビルスーツが、他にも埋まっていると考え、発掘を始める。
そんなことをやっているうちに、月の女王・ディアナ・ソレルが地球にやって来る。
先に来ていた、親衛隊長のハリー・オードと共にディアナ・ソレルを迎える。
ディアナ・ソレルは、キエル・ハイムとそっくりなことに驚く。
双方、平和を訴えているものの、地球側市民軍、ミリシャ、とディアナ・カウンターは、軍備拡張を始める。
ソシエ・ハイムもミリシャに加わり、発掘されたモビルスーツのパイロットになる。
やがて、戦闘が始まってしまう。
地球側は、新兵器を求めて、発掘しまくる。そのうち、核兵器を掘り当ててしまう。
戦闘中に、核爆発が起きてしまう。
ここまでで、終わり。で、続きは、II 月光蝶、ということになる。

女性の造形がいい。
ほかにも多くの登場人物があるが、それなりによくできている。
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