テレビcmの撮影をしていた俳優夫婦の元へ父親の訃報が入りお葬式の準備をしていくとこから始まる。
ただひたすら葬式の始まりから終わりまでを第一日、第二日、と分けて流していく映画。特に何か大きな展開とかが無いから物足りなさを感じるけど、その分現実味があってどんな段取りで葬式が進んでいくのかとか残された家族の様子が観れて面白い。
遺族の悲しんでる姿を見て全然知らない人の葬式なのにこっちも悲しくなったり、状況を理解してなくて親戚と馬鹿騒ぎする子供達、色んなことに口出しする叔父さん、悲しむ間も無く準備に急かされる喪主などの描写からリアルな葬式の雰囲気を感じた。
ホームビデオのシーンが一番好きというか印象に残った。一見普通のビデオ映像だけどよく見るとサイレント映画みたいになってて良い感じのオマージュとして面白かったな
あと愛人の人が綺麗