戦後10年の東京の活気と世情がよくわかって面白かった。エネルギッシュで時代が移っていく様が井戸端から語られる。役者も揃って見応えあり。宇野重吉って若い頃から老けてたんですね。新珠三千代のかわいいこと…
>>続きを読む他愛のないホームドラマだけれど、最後はホロッとさせられる。
なんだかんだ言ってもこの頃の子どもたちはまだ純粋です。
田中絹代が居るとやっぱり締まるというかいいなあと思う。
轟夕起子も上手いし、特に洗…
壺井栄×井手俊郎×久松静児、名優ズラリ、ただただ素晴らしい。大したことは起きないがもうずっと見ていたい女4人の井戸端会議。一番年下で「若いくせに」と轟夕起子から散々いじられる新珠“元から弱虫”三千代…
>>続きを読む主婦4人の井戸端会議がメインで、4家族の話が展開される。
本来の意味での井戸端会議をしていた時代。
大事件が起こる事もなく、なんのことはない日常のエピソードばかりなのに、いつまでも眺めていたい会話…
久松静児のウェルメイド家庭群像劇。東京郊外の新興住宅地に住む4人の女と家族に起こる出来事の数々。管理職の夫の妻と子供とお手伝いさん。幼い娘を持つ未亡人の間借り人。出張の多いサラリーマンの妻。中学教師…
>>続きを読む新珠三千代没後20年記念@ヴェーラ
観るたびに、井手俊郎の脚本の、あまりの見事さにため息が出る。
人員も職業もあり方もまったくちがう4つの家族を同時に描いて、混乱なく、すんなりと理解させてくれる…
100点!!珍しく2時間超えにもかかわらず時間が止まらないで欲しいと思ってしまう心地よいリズム。久松で一番好きな作品に出会ってしまったかもしれない…庶民の日常生活をただ描いただけなのに時代が変わって…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
井戸端会議から始まる物語、、ついには四葉会結成、、4人の世間話ずっと聞いていられる
親の世界と子どもの世界、両者の世界がピアノというアイテムで交わる様も愛おしい
二階と庭のコミュニケーション
純真な…