Taul

サムシング・ワイルドのTaulのレビュー・感想・評価

サムシング・ワイルド(1986年製作の映画)
3.0
『サムシング・ワイルド』(1986)DVDで初鑑賞。巻き込まれ型スクリューボールコメディからラブロマンスを経てスリラーへ。ロードムービーでもあり場所が変わるたびにジャンルもシフトしていくような面白さ。ジョナサン・デミの多彩な才能が分かるし、当時の音楽や文化のパッケージ感も楽しい。


『サムシング・ワイルド』ジェフ・ダニエルズの安定のお人好しキャラに、メラニー・グリフィス、レイ・リオッタの売り出し中のギラギラ感がそのまま作品の魅力に。今見るとゆるいテンポもそれが不穏さに繋がり後半効いてくる。当時古い様式をアップデートしようとした作品だと思うが、今またこれのアップデート作が見たい。
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