レイチェル

都会のアリスのレイチェルのレビュー・感想・評価

都会のアリス(1973年製作の映画)
4.2
ヴィム・ヴェンダース監督のロードムービー三部作の第一弾を第二弾の後に鑑賞。

傑作。すごく好き。良かった。

ドイツの出版社の依頼で旅行記を書くはずの男。ひたすらポラロイドカメラで風景を撮りアメリカを旅する。帰国の為に空港にいた時、ある親娘と出会い言葉を交わすが、この母親が娘を置いていなくなってしまい…

もう。「迷子ですよ」と警察に託せば良いのに母親を待つ為に娘(アリス)と珍道中を繰り広げる。

男はアリスの世話をしてあげているつもりなのかもしれないけれど、本当は逆なのだろうな…この旅を書けば素晴らしい旅行記になりそう。

現実だったら誘拐犯として逮捕されます。たぶん。



男は、チャック・ベリーのライヴを観たり、新聞で巨匠ジョン・フォードの訃報を知ったりする。
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