サーロイン

都会のアリスのサーロインのレビュー・感想・評価

都会のアリス(1973年製作の映画)
4.3
オールナイト上映で『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』と共に鑑賞。

荒々しくて訳が分からなくて強引に進んでいく。
でもどこか優しくて惹きつけられてしまう作品。
母親の存在に揺れ動くアリスがよかった。
大人と子供の狭間にいる自分には、もう共感できない部分とまだ共感できない部分ばかりでもどかしかった。
一見するとアリスの心情もフィリップの心情も理解し難いのだけど、観終わってみると急に辻褄が合う感じがする。
登場人物も自分自身も揺れ動いているかららだと思う。
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