例えばちょっと生き方に行き詰まった時、知らない人と絡んだり、知らない景色を見てみたり、まったく新しい体験をしてみる。
見失った何かを取り戻すきっかけが生まれた瞬間、またひとつ成長できる。
これって本…
ニューヨークで自分を見失ってしまったジャーナリストが、偶然出会った少女とアムステルダム、そしてドイツを旅することになる。ヴェンダースのロードムービー3部作の1作目。
ロードムービーの関心は、私たちか…
あ、これ好きだわ。面白い映画も好きだけどいまはかっこいい映画が好きなんだなあって。ってことでこれが私の感じるかっこよさ。白黒のロードムービー。割とストーリーありのほんわかな作風ですがなんせどこを切っ…
>>続きを読む自分を見失ったフィリップと居場所を失ったアリスが偶然出会い、心を通わせ、旅を続ける。
例えば、怒鳴りつけない優しさだったり、泣かない強さだったり、ふとした感情が魅力的な映画だった。
アムステルダ…
ロードムービーを得意とするドイツの作家ヴィム・ヴェンダースの初期の作品。
米国を訪れたジャーナリストが偶然出会った少女と数日間を共にする物語。
少女の母親は昔の男とややこしい関係になったため、ジ…
心象の変化こそ「旅」なのでしょう。そもそも、旅っていうか帰省だし。我々が「旅」に求めるもの、ロードムービーに求めるものを、限りなく高い純度で届けてくれる傑作。
主人公はもちろんだけど、少女の心象描…
デコボコ二人旅も、女の子になるとまた事情が変わる。我が儘に大人を振り回しても、「子供」という不可抗力に捕えられちゃう切なさは、異性だからこそ。
旅が、そして二人の心情が動くにつれ、ヴィヴィッドに輝く…