監督 :アンドリュー・ラウ
アラン・マック
製作国 :香港
ジャンル:サスペンス、ドラマ、クライム
上映時間:102分
<あらすじ>
1991年、ストリート育ちの青年ラウは香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボスによって警察学校に送り込まれる。一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは突然退学となる。彼は、警視に能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられたのだった。やがて2人の青年は、それぞれの組織で台頭していく。そして10年後、警察はヤンから大きな麻薬取引の情報を受け取る。しかし警察の包囲網はラウによってマフィア側に筒抜けとなっていた。検挙も取引も失敗に終わったことで、警察、マフィア双方がスパイの存在に気づいてしまうのだった…。
<感想・見どころ>
警察とマフィアの抗争。
職務の中で自身の心が変わってゆく2人の男の末路を描く。
環境の与える影響って大きいんだなと考えさせられる作品。
潜入捜査の末に、ヤンは犯罪と公務の狭間で苦悩したまま命を落とした。そしてラウの心は変わってしまった。
敵組織に潜り込んだ2人の男が本当にイケメン。特にラウ。あの渋い雰囲気に拳銃を撃つ姿勢、男ながら惚れてしまった。物語が悲しい、切ないとかの前に、彼らの男臭さに見入ってしまう作品だと思う。
今作が元になったディパーテッドも見てみることにした。