フェミ研ゼミ

はなればなれにのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

はなればなれに(1964年製作の映画)
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関係性の中でなら、私はアンナカリーナだった。

彼と彼の親友と私みたいな。

三人でよく映画を見ていたコタツで。
とても健全な関係で、いつも映画のモノマネをしていた。大体ヤクザ映画とかのネタだったけど、たまにこういうオシャレなやつも引っ掛け問題みたいにやってた。それっぽく写真を撮ったりね。
見た目はぜんぜんアンナカリーナにはなれないのに、誰かとの関係性の中でなら私はアンナカリーナになれる。ってこの三人でいるとき思えた。楽しかったな。

すごく好きなの。
二人の男とひとりの女の物語。
なんか永遠みたいに感じるから。
ザンパラもしかりだけど。
すごくいいよね。なんか。

「なんか」っていうところがミソなんだけどね。
うん。とてもいい。抱きしめたい。
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