文化系で繊細なボクの方が、体育会系でガサツなアイツよりキミにお似合いだ、というアンナ・カリーナに対するゴダールの想いを映画にしてみたら大傑作が出来ました。
何気なく始まるダンスの映画的としか言えな…
ゴダールの作品は体感的に、退屈な時間が長く、しんどい時があるのだが、本作の場合はカフェで急に始まるダンスシーンやルーブル美術館での疾走、一分間の沈黙など、魅力的なシークエンスが数多い。犯罪ドラマ/メ…
>>続きを読む『冒険者たち』に先駆けた“男2/女1”の登場人物だけでなく、ラストの詩がそのまんま『欲望の翼』に受け継がれ、あげく原題がそのまんまタランティーノの制作会社になるなど後世への影響も大であり、ゴダール自…
>>続きを読む©1964 Gaumont ‒ Orsay Films