おばちゃん達の井戸端会議よりも
内容が劣る、井戸の謎よりも
製作に至った意図が知りたい作品。
大地主の娘で人生で一度も恋をしたことが
なさそうな喪女系BBAが
ある日出会ったのはミステリアス少女。
メイドとして雇った少女はとても陽気で
BBAは母性本能くすぐられまくりです。
しばらくして、父が亡くなると
広大な土地と遺産が転がり込んできた。
長年にわたり仕えていた執事たちは
父を継いで資産運用を提案するも
頭がお花畑なBBAは
わがままフェアリーとなった少女を
甘やかすため土地を売却し
大量の現金にして2人暮らしを始めます。
調子に乗った少女は
無免許で運転すると男性を轢いてしまう。
BBAは証拠隠滅のため
男性を枯れ井戸に投棄しました。
しかし翌日、土地を売却した大量の現金が
盗まれていることに気づきパニックに。
（超無防備なタンス預金です）
あの時、轢いた男は最近頻発していた
空き巣ではないのか？
そうとは知らずに盗まれた金ごと
井戸に落としてしまったのではないか？
枯れ井戸は深く、簡単には確認できない。
それと同時に、少女は井戸から男の声が
聞こえてくると言い出します。
（曰く、とても甘い声で惚れたとのこと）
そんなことはありえない、男は死んだはず
それよりも金はどこに
次第に険悪になる2人
ついに大雨が降る夜に決壊することになる
井戸の水位が上昇してきたのだ…。
“ミステリー”調に書きましたが
正しくは
“ヒステリー”調な作品です。
更年期BBAと自己中女という
コイツらを井戸に落とした方が
間違いなく平和になる話。
全編にわたり感情論でのみ進行する
“ミステリーサークル”ならぬ
“ヒステリーサークル”です。
すんごいイライラする内容だし
落ちに関してもクソなので
井戸に突き落とされるか
この作品を観るかを真剣に考えるレベル。
おススメはとても出来そうもないです。
