新人検事が警察組織の腐敗・汚職に立ち向かったポリティカルサスペンス。
なんつってもシドニー・ルメットなので当たり前のように面白いけど、敵のご乱心で無理やり終わらすラストは雑。
海外のウィキペディアによれば、主人公は検事を辞めた（ので器物損壊したようだ）けど、日本のウィキペディアでは悪の重圧に屈したとのニュアンスになっていた。
映画本編はどっちの解釈でもかまわないように出来てるんだけど、プロポーズしたということは、検事を辞めてなくて、巨悪と戦う決意を固めたという示唆しているとみるべきなんじゃないかなぁ。
移民や性的倒錯者などいっぱいでてくる。陽気な部下のふたりがいいキャラをしていた。
シニカルとも取れるラストが珍しいと思っていたら、七年後の「NY検事局」に繋がるんだね。（話がつながっているわけではない）
主題歌になってるRubén Bladesの「NOTHIN' BUT THE TRUTH」という曲がかっこよかった。
面白かった！
