先生

Q&Aの先生のネタバレレビュー・内容・結末

Q&A(1990年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

良い映画だけど、すっきりしないし、途中がなんかつまんなくてあんま楽しめなかった。

ブレナンが悪人か否かは冒頭のシーンで早くからわかり、主人公の検事補が滑稽。

みんな清濁併せ呑むというか、流されちゃってて正義が無い。死んだのはタレコミ屋とか殺し屋とか売人だけど。だから良いのか?ではないが。

ナンシーの父親への差別が面白かったな。主人公がなぜ担当に抜擢されたか?愚かさか忠誠心か?で心の小ささだと自戒してるのが良い。差別や偏見に対してどう立ち向かうか。それは考え続けることという結論なのが良いし、求婚への返事も余韻を残したまま終わるの良かった。

助かったほうの用心棒が律儀に脇にいるのが面白かった。期限分まで働く契約なのかもしれないが、雇い主死んでるのに良いのかなあって、律儀だなあっていう印象。島の名前しゃべるの迂闊だなとは思ったが、そうじゃないと主人公はたどり着けない。

ゲイや黒人、犯罪者への差別マシマシですごいなと思った。黒人に白い黒人って言ったらぶん殴られるぞと思った。
他はダメだけど君は特別だよと言われても嬉しくない。結局差別してんじゃん。

トニーやシエテを殺したのはよくわからなかったな。昔の汚点を知ってるから始末したかったってこと?それをブレナンにやらせた?
なんかみんな集まっては悪巧みをしていて、ほんとクソすぎる。
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