ハードボイルドとコメディとハートウォーミングを足した絶妙感。チープなストーリー展開なのに、最後は思わずホロリとします。
イギリスの雰囲気もよくて20年ぐらい前の作品だけど、もっとレトロな感じです。
殺し屋一筋で生きてきたフィリックスが、引退して始めた仕事は、ババという名の33才なのに子供みたいな男のベビーシッター。しかし、フィリックスは足抜けを許さない組織から命を狙われることに…
フィリックスとババの奇妙な関係が観ていて微笑ましいのです。ババと接するうちに、父性に目覚めるフィリックス、そして復讐劇へ。
ラストにスーツ姿の正装で復讐に挑むステラン・スカルスガルドがカッコよかった!
ピュアな瞳で好演したババ役のクリス・ペンと、元同僚役のポール・ベタニーもいいです。クリス・ペンはこの数年後に亡くなってるのですね。
小物使いがいい伏線になってて、笑いどころも満載。音楽や衣装もセンスがいい。エンディングも素敵でした。タイトルで損してるなと思ってたけど、観終わってピッタリなタイトルだった。気軽に観たけど思いのほかよくて得した気分♪
シリアルにウィスキー🥃はイケるのか⁈😆