死を恐れないというのと
死にたいというのは違う
前回レビューの『ヒットマンズ・ボディガード』からボディガード繋がりということで鑑賞。
『ヒットマンズ・ボディーガード』ではクロサワという名の日系の武器商人が登場しましたが、こちらでは作中、映画デートするシーンがあり、そこで上映されてたのが黒澤明の『用心棒』。白人のボディガードが黒人を守るという構造も同じことから偶然ではなく、恐らくオマージュなんやろね。
作中の映画館の名前は『アタシ』なんですが、これは単に外国人が知っている日本語をテキトーに当て嵌めたのか、それとも"シアター" と掛けてるのか分からへんけども、個人的にはハリウッド映画にオヤジギャグを取り入れて欲しいとの願いも込めて後者であることを祈ります(笑)
まだアルコールや薬物でボロボロになる全盛期のホイットニー・ヒューストンは可愛いけども、あの名曲である「エンダー」をなかなか歌ってくれなくて、もどかしさを感じた。
本当に"エンダー"という名の曲を歌っているのかと思っていた、まだABCぐらいしか知らない子供の頃を懐かしく感じた映画であった。