牡牛座 レーニンの肖像の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『牡牛座 レーニンの肖像』に投稿された感想・評価

yadokari

yadokariの感想・評価

4.0

ソクーロフの「権力者四部作」の二作目。晩年のレーニンの傲慢ぶりが描かれているが、政治劇というより家庭劇になっているのがポイントか?こういう頑固爺は日本にもいそうだ。足が悪く自分の思うどおりにならない…

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odyss

odyssの感想・評価

2.2

【天才ソクーロフの映画は、凡人には理解不能?】

ロシア映画。アレクサンドル・ソクーロフ監督作品。スタンダード・サイズ。

ソクーロフはこの時期、昭和天皇だとか著名な人物を映画化することに熱を上げて…

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horahuki

horahukiの感想・評価

4.2

記録です。

こんなウルっと来るとは思わなかった…。政治的な主題だったら知識不足でキツいなと思っていたけれど、レーニンを題材にしつつも普遍的な「死に向かう人」を本作は主題としており、仕事・役割・理念…

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フィルムに焼き付いた光に重要性が孕む本作がDCPではなく、どこか生々しくも回顧趣味を感じる35mmという形式で上映されたことに深く感動した。

権力者の身体的衰退を残酷に捉え続けるカメラ、日光と自然…

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Sari

Sariの感想・評価

3.6

アレクサンドル・ソクーロフ監督特集の35ミリフィルム上映にて鑑賞。
ソクーロフによる20世紀最高の権力者4部作の第2作。ロシア革命を指導して成功に導いた革命家レーニンの晩年の姿を描く。

1922年…

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71s

71sの感想・評価

3.0

ユーロスペースは正しく放映されているの?青過ぎて目が痛いです。友と交流して、彼はダウンロードしたこの映画のスクショを見させ、まったく異なる映画だ!イベントの前劇場さんはソクーロフ本人さえとトークみた…

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塩湖

塩湖の感想・評価

3.5

死にそうなレーニンが本当に死にそうな感じで、見てて心底疲れる。顔のクローズアップが挿入される点は『孤独な声』に回帰しているようで魅力的な意外性に繋がっていた。またそれとはべつに扉の隙間からのぞく女性…

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レーニンを描いた本作、ヒトラーの「モレク神」、昭和天皇ヒロヒトの「太陽」と、人ならざる悪魔を描いた「ファウスト」の権力者4部作これで全て鑑賞。配信もレンタルもないものもありコンプリートには時間がかか…

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ぴよ

ぴよの感想・評価

-
(35mm)
ソクーロフの映画(あるいはロシア映画全般)は「行間」で構成されてるのかもしれない。

これも「介護映画」だった。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

2.5
【霊的世界への誘い】
ソクーロフが描く死にゆくレーニン像。肉体が膠着し、記憶が朧げになる様子を、三途の川のような色彩で描くことで魂が抜けようとする様を表象している。
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