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リリイ・シュシュのすべてのかのレビュー・感想・評価

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)
4.4
思春期の複雑な人間関係や陰鬱で倦怠的な感情が凝縮された、唯一無二なのになぜか自身の過去とも重ねられる最高の世界観。個人的にリリイシュシュは雰囲気邦画の1つの完成系だと思ってる。
実際には体験していないはずの多くのシーンで自分の事のように胸が締め付けられるのは初めてだった。

かなり好きな作品だけど、1つ不満を垂れるなら沖縄のくだりはさすがになげえ。
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