ゆきん子

リリイ・シュシュのすべてのゆきん子のレビュー・感想・評価

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)
1.3
鬱映画の代表格。

多分学生時代だったかに観てトラウマを植え付けられた作品。

あまりにも残酷な描写が多くて、これまで何度も途中でリタイアしてる。
子供なのに犯罪行為だけは一丁前なのが恐ろしく、中学生独特のイキり感や教室内の息苦しさが本当にしんどい。
好きな人には申し訳ないけど、本当に受け付けられない作品。
市原隼人の可愛さをもってしても間に合わせられない鬱加減。

学生時代、星野のような男子学生が実際にいたので、胸糞悪くなる。
女子の妬み嫉みによるいじめの感じもリアル。
彼らは今どんな大人になっているんだろう。
久野さんのシーンが作中で1番キツくて、もうホント無理としか言いようがない。

内容がこの世の地獄詰め合わせセットみたいなのに、風景が綺麗なのも風邪のときにみる悪夢みたいで情緒が乱され気持ち悪くなる。
一度見たらとても印象に残る映画ではあるし、俳優陣の演技も見事なんだけど、苦手。

★4以上‥おすすめ作品
★3.5以上‥観てもいいかも?
ゆきん子

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