Dunkelheit

真夜中のカーボーイのDunkelheitのレビュー・感想・評価

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)
3.5
濡れ場で交わる男女の下敷きとなったテレビのリモコンが反応して次々とチャンネルが変わる事でセックスの激しさを隠喩する洒落た演出が印象的。ただ、これの面白さはニューヨークに出た男娼を目指すカウボーイ(田舎者の象徴)の主人公が最初に捕まえた女が高級娼婦で逆に20$カモられるという逆転劇である事。
この作品に限った話ではないが悪い意味でアメリカン・ニューシネマに該当する作品は最終的に主人公とその周りの人物を殺すか精神崩壊させれば良いと思ってる節がある。
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