・「アメリカンニューシネマ」というジャンルをはじめてみた。時代背景から生まれたもので、辛い現実に争う反発や希望をテーマに制作されている。本作では「都会と田舎」「理想と現実」「過去と今」との対比を人間模様を通じて感じられ、ハデさはないのにかなり余韻に浸る構成だった。
・ジョーはかしこくはなくても、明るさや優しさが売りなのに、人が変わっていく様子だったり語られることはない過去のトラウマや辛い記憶が断片的に映し出されるところに人間らしさを感じ、応援したくなる魅力があった。
・「Everybody's Talkin」はこの映画のテーマ曲だとはじめて知った。