オーウェン

犯人に告ぐのオーウェンのレビュー・感想・評価

犯人に告ぐ(2007年製作の映画)
2.5
警察小説の場合概ね2パターンに分かれており、一方は事件を追っていく刑事たちという構図。
もう一方は刑事たちの階級で見せる内部の争い。

こちらは後者に近い構成であり、TVを使った劇場型捜査が主流になっている。
アメリカなどではよくあるが、日本では人道的なものもあって実現はおそらく不可能な捜査の仕方。

刑事や上司の思惑。
それらが捜査という過程で炙り出しにされ、BADMANと名乗る犯人へと接近していく。

原作を読んでないので何とも言えないが、映画よりは面白いのだろうなと察しはつく。
変てこな演出と、事件にのめり込ませない浅さ。

ラストのすっきりさせない仕草。
何であんな描写を入れ込む必要性があったのだろうか。
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