このレビューはネタバレを含みます
子育てをしながら刑務所で過ごす受刑者（キム・ユンジン）たちが中心となり、合唱団を結成、しかし指揮者役の受刑者（ナ・ムニ）は最後に死刑を執行される。
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「７番房の奇跡」でも思ったが、こんな自由で楽しそうな刑務所だったらあんまり犯罪の抑止力にならないんじゃなかろうか。笑
興味深かったのは、だいたい韓国映画だと警察はどうしようもない連中として描かれるのだが、本作では刑務所側の看守たちは受刑者側に立ってちゃんと人権を守ろうとする。
さらに、あとで調べてみたところ、日本でも刑務所で女性受刑者が赤児を育てることは一定期間なら認められるらしい。しかし、実際にそうする受刑者はほぼいないそうだ。
まぁそれぞれの受刑者のバックボーンもきちんと設定されているし、全体的に普通に良い話って感じで、デートムービーなんかには良いかもしれない。
ただ、現実ではあまりにありえない話がゆえに、ちょっと引いて見てしまった感じ。
