お腹の子供を夫の暴力から守るため殺人を犯し、女子刑務所に服役したジョンヘ(キム・ユンジン)は、息子ミヌ(イ・テギョン)を獄中出産する。だが規定により、服役中に出産した子供は生後18カ月になると親から引き離され、施設に養子に出されることになっていた。ある日、慰問にやって来た合唱団の歌声に感銘を受けたジョンヘは元音大教授のムノク(ナ・ムニ)を中心に合唱団を結成しようと思い立つ。
冒頭からこれは肌に合わない映画だと思った。看守も一緒になってミヌの誕生日を祝う独特なノリの刑務所に違和感がある。とても人を殺したとは思えない。ジョンヘの暴走もわがままに思えて好きになれなかった。