60年代、マルコムX暗殺の後にカリフォルニア州オークランドで結成された黒人自警団ブラック・パンサー党
カリスマ的なリーダー、ヒューイを中心に、その波乱の活動とアメリカという国の根強い差別と陰謀の実録ドラマ
---
アヴェンジャーズの一員ではない!
繰り返す、アヴェンジャーズの一員ではない!
実在した共産主義、急性的な政治組織の物語を、ニュー・ジャック・シティや黒豹のバラード等の名優マリオ・ヴァン・ピープルズが監督、脚本を父メルヴィンが担当しています
ブラック・パンサー党員はキング牧師の非暴力主義を否定し、マルコムXの暴力による革命を受け継ぎ、黒いベレー帽にショットガンといういでたちで街を闊歩していました
しかしながらゲットーの貧民達に食糧や教育、医療の機会を与えるなど、黒人や貧しい人達には非常に人道的な活躍をし、親しまれていたといいます
アメリカからしたら、黒人で民族主義、アカとなれば黙っていられない
その迫害と、ドラックを故意に蔓延させてゲットーを壊滅させるなどの陰謀は(本当か、嘘か)、彼の国のアカ嫌いをまざまざと見せつけられ、胸くそ
アメリカという国の、根深い人種間差別、対立の一つの歴史として感慨深い映画になっています