好みじゃないジャンル作品を観た後のどうにもモヤモヤとした気持ちを払拭するべく、私はやっぱりこれです💃踊りを観ればご機嫌に🥰
『愛は静けさの中に』『ドクター』『潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ』と全て大好物だったランダ・ヘインズ監督作品。
再鑑賞のつもりで観始めたのに記憶が蘇らず、なんと初鑑賞とは得した気分、新鮮でした。
今作は踊り好きには必見もの🌟
ダンスの種類はラテンの国キューバのサルサ、そして社交ダンスになりますが、踊りがとにかく本格的でプロのダンサーたちの踊りを沢山見ることができました。
脚本はベタですがそれをダンスと音楽でカバーしまくってます。
簡単に言うと『Shall Weダンス?』と『金スマ社交ダンス』が合わさってるみたいな😄
父親を知らずにキューバで育ち、音楽が流れればいつでもノリノリで身体が動く青年ラファエル。最愛の母を亡くし、母の友人だと聞いていた(たぶん父親)アメリカ人のジャンを訪ね渡米。ジャンはテキサスでダンススタジオを経営していて雑用係で雇ってもらう。
スタジオには1ヶ月後の世界選手権に出場するため練習に励むルビーがいた。
一目惚れしたルビーを誘いサルサバーに繰り出したが、そこはアメリカではなくまるでキューバにワープしたかのよう。刻むリズム🪇鳴らす打楽器🪘弾む歌声に、誰もが全身で踊りまくる光景が✨
(サルサバーのシーンは2度出てくるけど最高の臨場感です、踊りた〜〜い💃🎵)
ルビーは社交ダンスの中のラテンダンスは踊れるが、それはステップがあるからで、決まり事に則って踊るから出来るが、本場キューバのサルサは覚えて踊ると言うものでなく、全身が共鳴して勝手に踊り出すというか...
トイレから戻ったルビーは楽しそうに踊るラファエルとその場にいた見知らぬ女性に嫉妬しプライドが傷ついてしまう。
世界選手権でどうしても優勝したいルビーは、結局、元のパートナーのジュリアン(別れてから生まれた息子がいる、ジュリアンが父親なのだが知らせていない)と踊ることにする。優勝はしたものの...
ルビー役は歌手でもあるヴァネッサ・ウィリアムズ。なんたる美貌🤩
スタイル抜群な上にダンスをスタント使わず全て踊り切っている。プロと変わらない素晴らしさ👏
主演はプエルトリコ出身の歌手チャヤン。踊りも抜群、リフトも出来て最高でした⭐️
所謂、『Shall Weダンス?』の渡辺えり子的な役どころのジョーン・プロウライトが可愛らしく微笑ましかった☺️