ユミコ

新妻の性典のユミコのレビュー・感想・評価

新妻の性典(1950年製作の映画)
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主なキャストは、佐田啓二さま、月丘夢路さま、宇佐美淳さま、折原啓子さま。
宇佐美さまと折原さまは夫婦の役どころ。妻は清い体でいたいというお考えらしく、ご結婚後もずーっと処女のまま。宇佐美さまは当然ながらそんな妻に対し大いに不満。一方、めでたくご結婚したばかりの新婚ホヤホヤ(死語)の啓二さまと月丘さまだけれど、ハネムーン先のホテルで、よせばいいのに月丘さまが、自分は無垢な体ではないということを激白。啓二さまはそんな月丘さまを許す事が出来ず帰ってしまう。
悩みはそれぞれの夫婦で正反対だけれど、どちらの夫婦も同じように関係はギクシャク。それぞれがどんどん悪い方向へ行ってしまいそうに…。
折原さまの、貞操を守る事への拘りはちょっと異常。そして「チミは無垢な体じゃないんだ……?!」と、月丘さまを許せずに出て行ってしまった啓二さまもちょっと… 笑
しかし、月丘さまがそんな体になってしまったのには理由があった…。

時代臭キツめで、現代では考えにくいような世界かもしれない。でもそこら辺が興味深かったし、無駄なシーンなどなく最後まで楽しめた。
この啓二さま、まだとってもお若い!殆どのシーンが、ガチモードで拗ねている表情だった啓二さまだったけれど、そんな彼もまた可愛らしい…❤︎
ユミコ

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