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クラムのSsskのレビュー・感想・評価

クラム(1994年製作の映画)
4.0
衝撃的なシーンが何度かあって鑑賞中にポカンと口を開けてしまった。最初はロバートが闇を抱えた捻くれ者に見えてたけど、兄弟が出てきてから1番社会に適応してる人に見えた。

ダイエットピルの中毒になって毎日ずっとテレビを観てるお母さんのエピソードでレクイエム・フォー・ドリーム思い出した。そんな母親と、暴力的で支配的な父親の元で育ったらグレるか極端に内向的になっちゃうよ。お兄ちゃんの話はもはや殺人犯一歩手前だし、弟は痴漢癖あるし。それをハハハと軽く笑い飛ばしながら聞いてるロバートが一瞬不謹慎に見えるけど、その場しのぎの対応にも思えた。映画の為に家族と会って話しただけで、家族愛や絆はほぼ感じられなかった。

兄弟全員が女性、セックス、死への異様な執着を持ってる。3人全員ってことは、親からの虐待とか幼少期の経験が影響するのかな。

David Lynch presentsも納得の内容でした。
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