メイベル・チャン監督の作品の中では、最も素晴らしい作品の様に思う。
チャン監督作品では、初期の作品に入り、全体的には地味なテイストではあるが、主人公二人の描写が大変丁寧に描けている。
またチョウユンファとチェリーチェンも見事にそれに答えてそれぞれキャラクター演じている。
ストーリーは至ってオーソドックスな恋愛モノで新鮮さはないが、ニューヨークの町を巧く使って心理描写を表現しているのが、本作の強味でもある。
チェリーチェンがまた可愛い!
二人が暮らす部屋の美術装飾もウォンカーワイお馴染みの張淑平!
素敵です!
原題の「秋の童話」の意味に照らし合わせ観るとこの作品の魅力がより解るのではないだろうか。