映像もノリも古いのは否めないけれど、たまに聴きたくなる広東語。そしてチョウ・ユンファのタバコを吸う姿。
廃車を拾ってきたのでは?と思うような車とか、あまりにスラム過ぎる住居とか、ちょっとビビる感じもあるけど、ストーリー全体に優しさが染み渡っていて、エンディングも抜群に心地良い。
↓ここから少しネタバレ要素含みます↓
お互いを気遣う優しさが随所に感じられるこの映画、極めつけは「お嬢さんにも」とおじいさんがジェニファーにお花をプレゼントするシーンだと思う。このシーン思い出すだけで胸があったかくなる。
原題は漢字から察するに「秋の童話」みたいな感じだけど、この邦題はしゃれてる。
若い人には退屈かもしれないけど、ちょっと仕事に疲れた年代にはホッとする映画。