《過酷な人生。踏みしめていたファイナルアンサー。》
アカデミー作品賞受賞の本作。
公開当時から観に行ってめちゃめちゃ気に入って、
定期的に見返している好きな作品です。
スラム街育ちの少年が、クイズミリオネアでどんどん正解する。
何故?
それは彼の人生に常に答えがあったから。
もうこの設定だけで勝ちでしょ。
それくらい抜群に設定が面白い。
更にスラム街育ちのジャマールの人生としてただ単に描くだけでもちゃんと映画として成り立っているのに、
そこにクイズミリオネアと言うギミックが絡むことで時間軸がグッチャグチャになっているのでとても映画として見応えがあります。
演出とか、
編集がもうとにかく自分好みなんですよね。
一番好きなとこはラティカが電話に出るシーンで、
初めて名前を言うシーンに合わせるところ。あの演出たまらんです。
なんと言ってもラストが好きすぎます。
最後のあの一文もたまらないし、
インド映画なハッピーすぎるダンスも!
結構途中辛い展開あるのに、
希望しかない終わり方するから気持ちいいんです。
毎回思うんですが…
ラストの問題簡単すぎない?(笑)