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スラムドッグ$ミリオネアのぜんのレビュー・感想・評価

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)
3.9
インドのスラム街ムンバイで育った無学の少年が、ミリオネアであと1問のところまで来たところから物語が始まる

舞台はインドのスラムということで殺しや売春などの犯罪が日常であった。母を亡くし残された幼い兄弟2人だけで金を稼いで生き抜く姿はたくましくも感じ、そうしなければ生きられない状況にある子供は沢山おり日本はいかに恵まれているか実感しました。

無学の少年がミリオネアであと1問のところまで来たのは今までの辛い経験の中で得られた知識が点と点で繋がっていたからだと感じ、今までしてきた経験の積み重ねが今をつくっていくのだと思いました。

スラム街の少年の辛い話だけにならず、最後はハッピーエンドで終わるので見終わったあと暗い気持ちにならなくていい終わり方でした。

ボリウッド映画ではなくイギリス映画らしいので、映画の中で踊るシーンは少なめですが、エンディングではインドを題材とした映画ということで、登場人物が踊るシーンがありさすがだなと思いました。
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