skip

笑の大学のskipのレビュー・感想・評価

笑の大学(2004年製作の映画)
3.9
WOWOWで内野聖陽さんと瀬戸康史さんの舞台版と、役所広司さんと稲垣吾郎さんの映画版を放映してたので、がっつり両方観てしまいました。

映画版を公開当時、観て感動しましたが、今観ても変わらず面白い。
戦時下、舞台の脚本を検閲する検閲官と検閲を受ける脚本家。その2人の間に絆みたいな何かが生まれる過程にはニヤニヤしたし、どんどんブラッシュアップされていく台本には脚本家の矜持に溢れていて、胸を熱くさせられた。
「死ぬ気でやりました」が、本当の死ぬ気なんだよなぁという時代。でもその気持ちは、現在のプロたちも持ち続けているものなんでしょうね。


(以下は舞台版の感想)
舞台版はラストシーンのセリフが変わっていて、脚本の三谷さん曰く、このキャスト(内野さん瀬戸さん)が演じるならベストなラストだろう、とのこと。役者が変わると話の趣きが変わってくるというのは興味深かったし、舞台ならではなのかなと思いました。あ〜生で観たかった。(チケット取れなかった。)(映画のサイトなのに舞台の話ですみません。)
skip

skip