せびたん

ゲゲゲの鬼太郎のせびたんのレビュー・感想・評価

ゲゲゲの鬼太郎(2007年製作の映画)
3.0
「邦キチ!映子さん」という漫画で扱われていたので、懐かしくなって再鑑賞。

ツッコミどころ満載の映画だけれど、これは子供向けの映画なんだから、あーだこーだと言ってはいけないと思ったのは、きっと私が大人になったから。みたいな。そんな映画でしたわ。いつの間にか自分がちゃんと大人になってたことに気付かせてくれてありがとう鬼太郎って思いました。ありがとう加点あり。

そういやエンディングにメイン出演者全員でダンスするシーンがありまして、そこで流れてたテーマ曲歌ってたウエンツ、歌うまいなぁ。マジか歌うまいやん加点あり。

さらに鬼太郎がずっと暗めな性格だった理由が最後に明らかになった時は、ちょっとウルッとしました(加点あり)。つーか鬼太郎のチャンチャンコがファーなのって、いつ見てもおもろいな(加点あり)。猫娘役の人の動き?所作?が下品なのも子供向けなのが影響してるのかな?(加点してないけど減点もしてないで?)鬼太郎はなにげに上品やったのでよかったというかびっくりした。

アクションシーンが少なすぎてカタルシス得られなくて、見終わった後にストレスが残るのはよくないところかも。
列車内のバトルがあったけど、これって今ですと鬼滅の刃が思い出されるので、ハードル高くなりがちでかわいそうやったですよ煉獄さんっ!😭

鬼太郎の持ち技が比較的地味やから、作る側としては難しかったのかもしれないですね。髪の毛を針にして飛ばす、チャンチャンコを飛ばす、下駄を飛ばす、くらいやもんね。

ちなみに「邦キチ!映子さん」という漫画は、マニアックな邦画ばかり見ている高校生の邦吉映子さんと洋画好きな先輩がマニアックな邦画について語るというマニアックな漫画です。みゆたんに教えてもらいました。
今のところ7巻まで出ていて、70本くらいの邦画が紹介されてます。私はそのうち20本くらいしか見たことありませんでした。
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