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春の珍事のyusukepacinoのレビュー・感想・評価

春の珍事(1949年製作の映画)
3.5
『巨人の星』よりもかなり前に作られた魔球映画。化学の大学教授が偶然実験で作り上げた液体を塗り塗りしてボールに魔法をかける。
大の野球ファンだったことからこれを利用して球団に自らを売り込むところから始まり、まさかのスター選手になるという展開に発展する。
『失われた週末』のシリアスな演技でアカデミー賞に主演男優賞に輝いたレイ・ミランドが本作でコミカル寄りな役を演じている。
今だったらすぐだろうがインターネット等のない時代、周囲の人々に身バレしそうでしない中で活躍していく。
この魔球に対して怪しむ者がいないのが不思議で仕方ない。これもどうやら時代が関係していそう。

バットに当たらないボールは流石にあかんやろとは思った。
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