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十九歳の地図のkusuのレビュー・感想・評価

十九歳の地図(1979年製作の映画)
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「どういう具合に生きていけばいいか分からない」と繰り返されるセリフの本質は何者にもなれない人の嘆きだから、ここでの時代背景による影響は着色でしかない
現実逃避と暗中模索が入り混じってる気がして好きだった

SNSで"歌詞に「LINEした」とか今時すぎる言葉入ってると「将来、今で言うポケベルになるけど大丈夫?」って余計な心配してしまう"という感度の低い投稿がバズってたけど、その時代にイケない不感症疾患者は特異性も共通点も気付けず「想像する」の程度が言葉の意味まで達さない
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