今日も喉が痛い

十九歳の地図の今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

十九歳の地図(1979年製作の映画)
3.7
19歳。予備校に通いながら新聞配達で住み込み。と聞くと青春っすねぇとなりそうなもんだがそうはならない。

タイトルの『十九歳の地図』って比喩かと思ってたら本当に地図を作成し出したから笑っちゃったけど、その地図にはガスタンクが。これは最後にとんでもない事をやらかすんではないか!という期待と不安がありましたが、このテイストだとまぁそうなりますよね。

これはもう最近だと『ジョーカー』に近い。いやジョーカーにはなれなかった男ではあるんだけど、やっぱり凶行に走るってやっぱり色々考えてしまって一線超えるのってまぁ普通は無理じゃないですか。その辺は現実的でただただうーん辛いなぁと。
どん詰まって鬱屈した気持ちを発散するのはイタズラ電話の嫌がらせっていうのが、今だとTwitterを見てるようでしたね。

蟹江敬三のクズっぷり良かったなぁ。