このレビューはネタバレを含みます
1950年製作公開。原作脚色八田尚之、監督千葉泰樹。
実はインテリの労務者伊豆肇と、無知というか貞操観念がないと言おうかきゃぴきゃぴのダンス芸者島崎雪子。作家志望の月丘夢路とキャバレーのマネージャ…
空中ブランコにターザンごっこに腕に彫った“りょうすけ命”の刺青に、アホなアイデアでもって学の代わりに愛嬌全振りの島崎雪子がただただ眩しい。賢い女(月岡夢路)は死に従順な女は救われる、ミソジニー的にス…
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夢みたいな唐突の出会いに戸惑うことがあるけど、長いこと知り合っている人ではこうはならない、という美樹のことばにはっとしてしまったな
あんな醜態を見せられて冷淡にならないほうがおかしい
美しい流れの…
男と対等なインテリ文芸女が惨殺されて、無知だけど男に都合のいいおバカ女が幸福になるストーリーは当時のオッさん達の「願望」が反映されているようでキツい。激烈にダサいタトゥー「りゅうさま命」はインパクト…
>>続きを読む特集/成瀬になれなかった男 映画作家・千葉泰樹
ビキニスタイルで踊り、漫画に目がなく、脚の先でくすぐり、天井からぶら下がって口づけを交わす。イノセントと呼ぶにはあまりに奔放でかわいい女、島崎雪子の…
伊豆肇パートと月丘夢路パートがなかなか交わらず進行する前半、ちょっと戸惑ったけど、とても面白かった。
可愛いけど鬱陶しくもあるなと思っていた島崎雪子。
でも、離れていきそうになる伊豆肇からの手紙を何…
月丘夢路のパート丸々いらんだろう。
W主人公にした意味は終盤、月丘の「あなたの人道主義の底が見えたのよ」でようやく意味ができるが、それで帳消しに出来るほど成功した構成でない。
そもそも月丘のパートが…
シネマヴェーラ渋谷にて。ロマンティック・コメディの傑作。島崎雪子の鈴が鳴るような口調が心地良い。呑気に観てたら、最後胸しめつけられるシーンがあり、しんみりしてしまう。ああいう終わり方、本当に良いと思…
>>続きを読む鶏モツ串食べるときに「これとってもホルモンがあるのよ」て言わなかった?そういう言い方するのか。
月丘さんの役難しい感じするけど伊豆肇とくっつくとことか説得力あった。
ターザンするシーン凄い楽しそう。…