老人XY

ミトンの老人XYのレビュー・感想・評価

ミトン(1967年製作の映画)
-
か、か、か、かわうぃぃいいいいい!
すべてが可愛らしすぎて謎の涙出た
すんげー癒されるからなんか色々なことにくたびれてる人、見たらいいですよ
いまから50年以上前のソ連の映画。
たった10分(×3作の短編集)、しかも台詞なし。なのに伝わるもの多し



以下自分語り

昔々、従姉がうちに居候してた。で、その従姉がある日、近所のスーパーの裏で黒い子犬を拾ってきた。俺も犬が大好きでずっと飼いたかったので大喜びして、クロと名付けて可愛がった。でも我が家はペット禁止の団地だったんだよね。翌日だったか数日後だったか忘れちゃったけど、俺が遊びから帰ってきた時に、家の前にパトカーが1台とまってた。直感で、あぁクロを迎えに来たんだなって察知した。まぁ案の定、家に帰ったらクロはいなくて、母親には涙ながらに謝られて、従姉にもお母さんを許してあげてねと言われた。本当はうちでは犬は飼えないってうすうす分かってたから、仕方のないことなんだって自分で自分をなだめて母親を責め続けるようなことはなかった、はず。でもお別れくらいはさせて欲しかったなって、大人になった今は思うけど、当時の俺が実際その現場に立ち会ったら、泣きじゃくって大暴れで小学校低学年にして公務執行妨害上等の札付きのワルになってたわな。あいつに噛まれてページが欠けたワンピースの単行本、なんで手離しちゃったかな。そんなのなくたってこうして俺の中にあいつはいるんだけど、証明として持っておきたかった。
久々に思い出したなぁ
老人XY

老人XY